高橋征義です。

日本Ruby会議2008(RubyKaigi2008)に参加された皆様、どうもおつかれさま
でした。

さて、その後で開催されたRejectKaigiで角谷さんから発表がありましたが、
現在「Regional RubyKaigi」というイベントの開催を考えています。

○ Regional RubyKaigiとは

現在、RubyKaigiは日本Rubyの会が主催団体（の一つ）として開催している
イベントです。RubyKaigiは、Rubyに関する多くの分野を網羅的にフォローし、
さらに参加者数も比較的多数の方に参加していただくことを念頭において
開催しています。

しかし、その一方で、一イベントの大規模化には限界があります。現状は
残念ながら、より多くの潜在的発表者・参加者がいるのに、その需要に
応えきれていない、と考えています。

そのため、日本Ruby会議とは別に、「地域Ruby会議」(Regional RubyKaigi)
を開催します。これにより、RubyKaigiではフォローしきれない需要に対して
応えていく予定です。

○RubyKaigiとRegional RubyKaigi

RubyKaigiとRegional RubyKaigiについては、以下のような概要で
考えています。

* RubyKaigiは日本Rubyの会が主催するイベントで、現状は年に1回の開催
です。実行委員長はRubyの会の会長が行っています。
Regional RubyKaigiは、Rubyの会以外の団体が主催となるイベントで、
日本Rubyの会は後援として協力します。開催期間については特に決まって
いません。

* プロジェクトの開始としては、実行委員長がRubyの会MLで
立候補することを持って開始としたいです。その際にどこまで
決まっていなくてはならないかは未定ですが、ある程度の体制は
固まっている方がよいでしょう（実行委員長はもちろん、会計
担当くらいは辺りをつけておいてほしいかも。といっても、動く
金額によっては実行委員長と兼務でもよいと思います）。

* 当初は、コミュニティ主体で進めるようにしたいです。これは、
いきなり企業などが「参加費10万円のRubyKaigiやります！」と
言われても、それって(Regional) RubyKaigiの名前でやる必要が
あるの？　と思ってしまうためです。
そのため、すでにコミュニティ活動の実績のある団体の方と協力
して開催できれば、と考えています。

* 規模については、あまり考慮していません。地域に根ざした活動を
しようとすると、どうしてもあまり大人数は見込めない場合もある
かと思います。

* Rubyの会から提供できるものは、主にノウハウかと思います。人と
いうか労力もある程度提供できるかもしれませんが、そこは
主催団体の方にお願いした方がいいかなあ、と考えています。


とりあえず今のところ決まっているのは上記のことくらいです。
あとは、やりたい！と考えている人と一緒に作り上げていければなあ
といったところで。

で、RejectKaigiでの発表もあったように、第１回目のRegional RubyKaigi
は、角谷さんを中心に、東京で行う予定です。いや、いきなり今までの
RubyKaigiとはぜんぜん違うメンバーでRubyKaigiなイベントをやるのは
難しいかなあ、ということで、最初のイベントで小規模RubyKaigiの形を
作れればと考えています。
すでに角谷さんの方で人を募っていますが、まだ具体的な場所・規模・日程
等は決まっていないとのことでした。

質問・意見・意思表明等、もろもろあればML宛にお返事ください。
よろしくお願いします。

高橋征義 (maki@r...)

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ML: ruby@m...
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