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ruby:1263

From: Masayoshi Takahashi <takahashi@t...>
Date: Fri, 04 Aug 2006 15:25:29 +0900
Subject: [ruby:1263] 日本Rubyの会 3年目に向けて

高橋征義です。

さて。みなさまご存知かどうか知らないですが、日本Rubyの会には会則が
ありまして、この会則の第14条では解散について記載されています。
この条項では、一年たったら継続について理事と顧問に承認をもらわないと、
自動的に解散することが規定されています。それはちょっと困るので、承認の
依頼のメールを、今晩にでも理事の方々に送る予定です。よろしくお願いします。


……ここまでは業務連絡っぽい話です。以下、私信っぽく、思っている
ところを書きます。

それにつけても、現在のRubyの会の活動ってどう思います? 個人的には
ぜんぜん期待通りに動けてないような気がします。
日本Rubyの会は、原則としてRubyの開発者とユーザの支援、という目的で
作られました。で、実際にやっている活動としては、

・Rubyist Magazineの発行
・各種イベントへの参加
・日本Rubyカンファレンスの開催
・イベントなどの告知の場の提供

などを行っているわけです。
でも、これって、たとえば開発者・ユーザの支援としては傍流というか、
なんか直接的ではないですよね。もちろん、開発者側の方でそんなに
支援が必要ないのであればそれでも構わないかもしれませんが、例えば
www.ruby-lang.orgの更新にしても、ぜんぜん更新されず、またnew.ruby-lang.org
の方も止まったままです。また、リファレンスマニュアルの整備についても、
結局まとまった形では何も動けていません。こんな状況下で、例えばるびまの
発行のためにリソースとられてて、かつるびま自体の発行もだんだん低調になり
つつあるような状態で、これでいいの? とか思ったりするのが正直なところです。
実際問題として、るびまの休刊も視野に入れる必要があるでしょう。

# 私見では、日本Rubyカンファレンス2006の開催は、日本Rubyの会の大きな
# 貢献として評価できると思っています(<自画自賛)。

2年間、いろいろなことはありました。良い面もそれなりにあったと思います。
ですが、このまま続けていくことは、あまりよいことではないのではないか。
さらなる発展のためには、何かしら大きな変化が必要で、それがなしえない
のであれば、Rubyの会の存続自体を再考しなければいけないのではないかと
さえ思っています。
まとまっていないですが、こんなところで。たぶん続きます。

高橋征義 (maki@r...)



--
ML: ruby@m...
使い方: http://QuickML.com/

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      1272 2006-08-09 15:03 ┗[ko1@a...            ]                                       
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