ruby-reference-manual:2936
From: "5.5" <5.5@m...>
Date: Sun, 11 Dec 2011 23:53:41 +0900
Subject: [ruby-reference-manual:2936] Re: 世界の誰でも読める,Rubyリファレンスマニュアル(に向けて)
原悠様 5.5 です。ご返事ありがとうございます。 英語がまあ読めるプログラマーでも,やはり母語でリファレンスがある のはありがたいものです。 そして,母語での全訳が無くても基本的なクラスの翻訳があるだけでも 十分に役に立つと思います。 ですので,リファレンスマニュアルの多言語展開の基盤ができることは 非常に意義深いと思います。 (11/12/08 13:20), 原 悠 wrote: > 翻訳とは言っていますが、英文と和文を1対1対応するような厳密なシステムには > しないつもりです。もし新システムが上手く行ったら、現在のるりま(doctree)の > コンテンツはそのまま使わせてもらいたいと思っています。 それで安心しました。 > るりま(bitclust)の不満点、というか、「もし作り直すとしたらどんな機能を入れたいか?」 > について、アイデアがあればぜひ聞かせてください。 Wikipedia のように,他の言語版がパッと見られるようになっていれば, 以下の利点があると思います。 ・先述のように,日英語以外では部分的にしかテキストが存在しないと いうことが考えられる。 →自言語版が存在しなければ英語などの版が参照できる。 ・見ている言語版に疑義が生じたとき,他の言語版が参照できる。 ・よく知らない言語でも,少なくともサンプルコードの誤りなどは指摘 できる。(言語の壁を越えた編集協力) また,ページごとに編集の完成度が2〜3段階で表示できるといいと思 います。Wikipedia の「書きかけです」みたいに。 現状では,たとえば Ruby 1.9 版の「正規表現」は鬼車にまったく対応 していませんし,Fiber は信頼度が低いままですが,いずれも長期間手 つかずです。 人的資源に限りがありますので,すぐに直せないのは仕方ないと思いま すが,誤りがあると分かっているページにはとりあえず旗を立てておく といったことができないものかと思います。 bitclust で少し不便というか,自分にとって難しいと感じている点は 以下のとおりです。誤解もあるかもしれません。 ・Ruby バージョンごとの場合分けが増えてくると,ソースコードがご ちゃごちゃして分かりづらくなる。 ・パッチを作るために修正が正しいかどうか確認するのが手間。 →全体をコンパイルすると,ものすごく時間がかかる。 bc-tohtml だとすぐできるけど,リンクとか再現されない(?) ・bitclust をインストールしてから,自力でサーバーを動かすまでが 大変。 ・EUC-JP なので(?),るりまの Redmine でパッチが文字化けする。 ・EUC-JP なので,JIS X 0208 外の文字を含むサンプルコードが書きづ らい。(Encoding や String などだけですが) -- 5.5@m... -- ML: ruby-reference-manual@m... 使い方: http://QuickML.com/
2921 2011-12-06 15:34 [5.5@m... ] 世界の誰でも読める,Rubyリファレンスマニュアル(に向けて) 2925 2011-12-08 05:20 ┗[yhara@k... ] -> 2936 2011-12-11 15:53 ┗[5.5@m... ] 2952 2011-12-14 17:32 ┗[yhara@k... ] 2955 2011-12-18 03:11 ┗[5.5@m... ] 2956 2011-12-18 16:46 ┗[yhara@k... ] 2957 2011-12-19 18:22 ┗[5.5@m... ]