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Matrix#regular? について，考え直しました。

Ruby 1.8.7 だと，非正方行列では false を返していました。
これだと，「行列が正則であるとは、正方行列であり、かつ、その逆行列が存在することです。」という説明でいいと思うんです。この場合「行列式が0でないことと同値です。」は無いほうがいいと思います。

しかし，Ruby 1.9.3 だと，非正方行列については ErrDimensionMismatch を発生するようになっています。

Wikipedia とか
http://www.ne.jp/asahi/search-center/internationalrelation/mathWeb/matrix/MatrixInverseDef.htm#InverseMatrix
とかの「正則行列」の説明を見ると，正則という概念は正方行列についてしか定義されないので，Ruby 1.9.3 の動作のほうが妥当と思えます。

ですので，Ruby 1.9.3 では「行列が正則であるとは、正方行列であり、かつ、その逆行列が存在することです。」のほうが微妙におかしいと感じます。

正則性が正方行列についての概念であるということを強調して，以下のような説明にしては如何でしょうか。

 自身が正方行列のとき，正則（regular）なら真（true）を返し，そうでないなら偽（false）を返します。
 
 自身が正方行列でないときは ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch が発生します。
 
 正方行列が正則であるとは、その逆行列が存在することです。行列式が0でないことと同値です。

 

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Feature #6963: patches for matrix library
https://bugs.ruby-lang.org/issues/6963#change-29154

Author: ohai (Ippei Obayashi)
Status: Open
Priority: Normal
Assignee: 
Category: 
Target version: 
reporter: 
ruby_version: 


library matrixへのパッチを作りました。このチケットに添付してあります。

ASSIGN の分のライブラリは素晴しいことに一通り片付いたので ASSIGN.low のほうも
やっていかなけれななりませんね。

問題なさそうだったら適当なタイミングでcommitします。


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http://bugs.ruby-lang.org/

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ML: ruby-reference-manual@m...
Info: http://QuickML.com/