ruby-reference-manual:199
From: Minero Aoki <aamine@l...>
Date: Sat, 11 Nov 2006 09:25:47 +0900 (JST)
Subject: [ruby-reference-manual:199] Re: refe
青木です。 In mail "[ruby-reference-manual:197] refe" Kazuhiro NISHIYAMA <zn@m...> wrote: > 西山和広です。 > refeでfatalクラスが出てくるかどうか試してみたら、 > ReFeでもReFe2でも出てこなかったのですが、 > そういうものなのでしょうか? うーん、fatal はなあ……。なんであれだけ小文字なんでしょうねえ。 わりと意図的に無視してやろうと思ってはいましたが、やっぱ出ない のも不便だしなあ。 てことで、クラスのみを検索するオプション --class を新設しました。 ~ % refe2 --class fatal class fatal < Exception インタプリタ内部で致命的なエラーが起こったときに発生します。 致命的なエラーとは、例えば以下のような状態です。 * スレッドのデッドロックが発生した * -x オプションや -C オプションで指定された ディレクトリに chdir できなかった * [[unknown:Rubyの起動/-i[extension]]] オプション付きで起動されたが、 パーミッションなどの関係でファイルを変更できなかった 通常 Ruby プログラムからは fatal オブジェクトは見えません。 > 出てくるメソッドなどの一覧も微妙に違うようです。 > > % ~/opt/ruby18/bin/refe --database=$HOME/tmpdir/bitclust fatal > Logger#fatal WEBrick::Log#fatal > % refe fatal > Logger#fatal Logger#fatal? Logger.FATAL WEBrick::Log#fatal > WEBrick::Log#fatal? > % ~/opt/ruby18/bin/refe --database=$HOME/tmpdir/bitclust 'fata' > Logger#fatal Logger#fatal? Logger::FATAL WEBrick::Log#fatal > WEBrick::Log#fatal? これは意図通りというか、むしろ ReFe1 がダメなのです。 > それからReFe2だとNet::SMTPのようなネストしたクラスの > 出し方がわかりませんでした。 > > % ~/opt/ruby18/bin/refe --database=$HOME/tmpdir/bitclust Net::SMTP > no such method in 35 classes: SMTP 定数しか検索してなかったのが原因です。修正しました。 ~ % refe2 net::smtp require 'net/smtp' class Net::SMTP < Object -- 青木峰郎 -- ML: ruby-reference-manual@m... 使い方: http://QuickML.com/
197 2006-11-07 15:58 [zn@m... ] refe -> 199 2006-11-11 01:25 ┗[aamine@l... ]