いらっしゃい、久松さん

高木といいます。

このコミュニティでは、平均年齢を高く押し上げている silver age です :-(


On Sun, 17 Jul 2005 12:21:53 +0900
Hiroyuki Hisamatsu <5bymonkby5@o...> wrote:


> 自分が半年前に perl で書いたプログラムの意味がわからず、途方にくれてい
> たときに、 ruby の存在を知りました。

いや、ruby でも、昨日、書いたscript のロジックは忘れてしまいますねぇ〜
(^^;
一年前のものでも、思い出しやすいのはたしかですが。

> ruby を用いることで、自分の過去に書いたプログラムを必死に解読するよう
> なことではなく、もっと生産的なことに時間を使いたいと思います。

う〜ん、それはどうでしょう？
ruby はたしかに、よい言語ですが、運用管理を主体に、いくつかのスクリプト
言語を使ってきたオヤジとしては、

＃言語がスタイルを決めるのではなく、
＃自分のスタイルが言語の利用のあり方を決める。

ように思えます。

ようするに、Ruby でも解読不能なプログラムは書けますよ(笑

最近、仕事で、仕様書もなにもない 他人の perl script の山と格闘しています。
たしかに、perl は、暗号のように見えるソースが書きやすいところはあります
が、さいわい、今、扱ってるソースは、

・けっこうきれいだ（見た目）。
・変数名のつけ方に一貫性と英語的なセンスがある。
・記述スタイルに一貫性があるので、一本読むとその人のスタイルで他のものも
  読める。

という状態なのであまり苦労はしてません。
（とはいえ、外部仕様がないのは、とてもとてもきつい (>_<)

さぼりな私は、これまでの言語すべてに、
外部仕様は記述できないけど、内部に仕様書を押し込んじゃえ、
というスタイルで書いています。

＃ソースはコメントから書け。

という方針です。

まあ、スタイルは、個々人の自由なのですが、
電話をとったら、メモに時間と記録を残せ、
発注した物品が届いたら、マニュアル・箱に、いつ入荷したか日付を打て、
と若いひとを指導はしてます。

＃いまいま、わかっていることでも、
＃明日になれば探索が困難になりかねない、のはどんな仕事でも同じです。

もちろん、ruby の場合は、

・かなり見通しよくかける。
・スクリプト言語のくせに scope にとてもうっさい。
  基本がブロックローカルなので変数（名）管理がとても楽。
・変数に型はないくせに、オブジェクトの型についてはとてもうっさいので
  代入時のバグが、初期のテストランで取りやすい。
・なんだか、とっても気楽に、オブジェクトを作ることができる。
・p があるので、デバッグがとても楽。
  オブジェクトの型と内容が同時にわかる。
・まつもとさんは向かない、としてるが、複数人で開発している時にも
  上の理由でけっこう楽。
・こんな関数あったらええなぁ、というものがけっこうそろってて、
  オブジェクト指向にこだわらなくても、テキスト処理は、
  偉大なmix in モジュール様たちのおかげでとても楽。
・iterator が回るのがうれしくてしかたがない。
・io.close とか書くことがなくてうれしい。
・エラー処理の記述が（比較的）楽。

という、業務上の利点がかなりあります。

＃でも、やっぱり、コメントは入れるなぁ〜
  （入れることを強要してるし(^^;;

> 今後よろしくお願い致します。

こちらこそ、よろしくお願いします。

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Hiroshi Takagi <gollum@h...>



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ML: learn-ruby-in-kansai@r...
使い方: http://QuickML.com/
公式ページ: http://jp.rubyist.net/?KansaiWorkshop
過去ログ: http://www.fdiary.net/ml/learn-ruby-in-kansai/