#@since 1.9.0 =class Encoding == Class Methods --- compatible?(str1, str2) -> Encoding | nil 2つの文字列に互換性があるかどうかをチェックします。互換性がある文字列は 結合させることができます。互換性があるときは、結合後の文字列が取るであ ろう Encoding オブジェクトを返します。互換性がない場合は nil を返します。 @param str1 チェックする対象の文字列 @param str2 チェックする対象の文字列 @return 結合した場合の文字列の Encoding または nil --- find(name) -> Encoding name という名前のエンコーディングを探します。 @param name エンコーディングを表現した [[c:String]] または [[c:Symbol]] @return 発見された Encoding @raise ArgumentError 指定した名前のエンコーディングが発見できないと発生します。 --- list -> [Encoding] 現在ロードされているエンコーディングのリストを返します。 Encoding.list => [#, #, #, #, #] Encoding.find("US-ASCII") => # Encoding.list => [#, #, #, #, #, #] == Instance Methods --- based_encoding -> Encoding | nil self が別のエンコーディングから派生したエンコーディングである場合、もと となったエンコーディングを返します。そのようなエンコーディングが存在し なければ nil を返します。 --- inspect -> String プログラマにわかりやすい表現の文字列を返します。 Encoding::UTF_8.inspect #=> "#" Encoding::ISO_2022_JP.inspect #=> "#" --- name -> String --- to_s -> String エンコーディングの名前を返します。 Encoding::UTF_8.name => "UTF-8" == Constants --- ASCII --- ASCII_8BIT --- BINARY 変換を行わないエンコーディングオブジェクトです。 --- EUC_JP --- EucJP --- EUCJP EUC-JP エンコーディングです。 --- ISO_2022_JP ISO-2022-JP エンコーディングです。 --- ISO_8859_1 ISO-8859-1 エンコーディングです。 --- SHIFT_JIS --- Shift_JIS --- SJIS Shift-JIS エンコーディングです。 --- US_ASCII ASCII文字のみのエンコーディングです。通常の ASCII 文字の範囲外のバイト (たとえば\x80など)が含まれる場合は正しいエンコーディングであるとみなし ません。 なお、 US_ASCII 定数は最初は存在しません。 Encoding.find("US-ASCII") な どを実行して US-ASCII エンコーディングをロードしたときに、 Encoding ク ラスに追加されます。 @see [[m:Encoding.find]] --- UTF_8 UTF-8 エンコーディングです。 #@end