ruby-reference-manual:482
From: Minero Aoki <aamine@l...>
Date: Mon, 8 Oct 2007 23:17:58 +0900
Subject: [ruby-reference-manual:482] リファレンスマニュアル 1.9.0 リリースまでの課題
青木です。最近レスポンス遅くて申し訳ない。
組み込みライブラリの記述作業、ありがとうございます。
知らないうちにめちゃくちゃ進んでいて驚愕しているところです。
さて、いつのまにか期限の 9 月を過ぎていたのでリリース作業に
入りたいと思います。今回の「リリース」の内容は以下の通りです。
* BitClust とデータベースをまとめて、
すぐ起動できるパッケージを作って配布する。
* リリースするものはクラスリファレンス部分のみ。
他の部分は外枠だけ付けておいて中身は空にする
(作業してくれる人がいれば付けてもいい)。
* リリースアナウンスをウェブと ML に出す。
以上です。今回はとにかく一回リリースしてみるのが目的
なので、静的 HTML 生成とか ruby-lang.org に移すとか、
コストの大きいことは一切やりません。しかし何も変化が
ないとリリースした気にならないので、いちおう成果物として
パッケージを作って、それでリリースとします。
== リリースまでの To Do
リリースに向けてやらないといけない作業は以下の通りです。
* 組み込みライブラリについてはドキュメントを揃える
青木担当分がすごい残ってる。すみませんすみませんすみません。
これは今日中にやります。できなそうな分は申し訳ないですが
いったん担当から外れます。
あと、青木分以外にもいくつか #@todo が残っているので、
自分の担当ファイルについては全部なくしておいてください。
* 組み込みライブラリのドキュメントをざっと見直す
今回は質については気にしないことにしているので、
ウェブでの表示を見て、typo とか表示がおかしいとか
だけチェックしておいてください。
組み込みライブラリ以外についても、表示だけはちゃんと
しておきたいので、気付いたところがあったら直しておいて
ください。
* リリース用パッケージを作る
わたしは時間的に作業できないので、作ってくれる人を
募集します。仕様としては以下のようなものを希望しますが
応相談で。
* アーカイブは最低限 tar.gz と zip を用意
* 動作環境はとりあえず主要な UNIX と mswin32
(Linux, Mac OS X, Solaris あたりで動けばよい)
* アーカイブを解凍して ruby server.rb だけで起動す
る。
* 設定ファイルを一切いじらなくて済むようにしたい。
* もっと便利な方法を併せて用意してもよい。
とにかく手軽に使えるように。
* localhost のみ listen して、localhost 以外
からは
つながらないようにしたい。
* ポート番号とかは適当な番号で起動。--port オプショ
ンで
明示的に指定できるといいかなー
* 内容は、とりあえずクラスリファレンスが見られれば可。
他のものについては目次は付けるがリンクを切っとく。
* パッケージ生成自体を自動化すること。
* 生成スクリプト自体もレポジトリにコミットして、
他の人でもパッケージを作れるようにすること。
そのためにも、特殊な環境が必要になる方法は避ける。
標準インストールの Ruby + zip, tar, gzip くらいで
作れるとベスト。
WEBrick を使ってウェブサーバを起動して表示するプログラム
(standalone.rb) はすでに存在するので、あとは BitClust の
コードとデータベースを適当に配置して、ポート番号とかを
調整すればよいはずです。むしろパッケージ作成スクリプト
を作るほうがめんどくさそう。
* リリース用パッケージの使いかたを書く (ユーザ向け)
パッケージの使いかた (起動方法とか) を書いて、
パッケージの
中とウェブ上 (Wiki) の両方に置いてください。パッケージを
作った人が書いてもよいし、別の人が書いてもよいです。
* リリース用パッケージがちゃんと使えるかどうかレビューする
やれる人が全員でやります。
* リリース用パッケージの作りかたを書く (自分たち向け)
誰でもパッケージを作れるように、
パッケージの作りかたを Wiki に書いてください。
* リリースのアナウンス文を考える
Ruby リファレンスマニュアル作成チームが出す、という形で
誰かアナウンスを書いてください。とりあえず日本語だけでいいで
す。
ちなみに送る先は ruby-list と www.ruby-lang.org
です。
書けたらまずこの ML に流してチェックしてもらってくださ
い。
* Subversion レポジトリにリリースタグを打つ
これは作業完了を確認する必要があるのでわたしがやります。
* リリース用パッケージを作って、ファイルを置く
この作業はわたしでないと無理なのでわたしが置きます。
次回以降は別に人にまかせるかも。
* ruby-list にアナウンスを流す
誰かやってください。「アナウンス係」を作って、
ruby-lang.org に出すのも同じ人にやってもらうことにすれば
よいかな?
* ruby-lang.org にアナウンスを出す
ruby-lang.org の中の人に頼むと手間を増やしてしまいそうなので、
リファレンスマニュアルチームから何人か送りこんでアナウンスを
出すことにします。ruby-lang.org の編集権をもらう方法は
わたしも
知らないので、とりあえず ruby-list あたりで聞いてくださ
い。
* 以上のリリース手順をまとめて Wiki に書いておく
次回以降のリリース作業に使えるドキュメントを書いてください。
* (ruby-lang.org のドキュメントページを書き換える)
これはまだ早いかな……
== 担当の確認
まとめると、以下の仕事をする人が必要です。
* ドキュメントの記述: 各ファイルの担当者
* ドキュメントの確認: 全員
* リリース用パッケージの生成スクリプトを書く: 原則
1 人
* リリース用パッケージの使いかたを書く: 1 人 (開発
者と同じでも可)
* リリース用パッケージの確認: 全員
* アナウンス文を作る: 1 人 (アナウンス係と同じでも可)
* アナウンス文のチェック: 全員
* アナウンスする: 1 〜 2 人
* Wiki にリリース手順を書く: 1 〜 n 人
今回はパッケージスクリプトを書く人に負荷が集中するので、
スクリプトを書く人はできるかぎり他のことはやらないほうが
いいと思います。ファイルの担当を他の人に変更しても構いません。
== リリースの日程
最後に、最も重要な日程の件です。以下のようにしたいと思います。
10/21 (日) まで
* ドキュメントの内容確認
* パッケージ作成プログラム作成
10/27 (土) まで
* パッケージのレビューと修正
* アナウンス文の作成とレビュー
10/28 (日)
* リリース (タグ打ち、ファイル配置、アナウンス)
28 日は日曜ですが、本質的な作業は土曜までに終えましょう。
日曜はあらかじめ決めた手順に従ってリリースするだけにします。
--
青木峰郎
--
ML: ruby-reference-manual@m...
使い方: http://QuickML.com/