ruby-no-kai:108
From: Masayoshi Takahashi <maki@r...>
Date: Sun, 01 Aug 2004 07:13:16 +0900 (JST)
Subject: [ruby-no-kai:108] Rubyの会でしたいこと。
高橋征義です。 「器」の方の話をすすめる一方で、中身の方の話も進めます。 「日本Rubyの会」という団体で、みなさんは何がやりたいですか? どういう活動をすることを求めていますか? 私が個人的にやりたいことは、こんなところです。 あらかじめことわっておくと、以下のものはみんな、私の個人的な 理由に基づく、偏ったものです。Rubyに関連する活動に興味を持って このMLに参加されている方でも、「こんなことにはあまり興味ないし」 という方の方が多いかもしれません。 そういう方には、できればその人なりの「自分のやりたかった・ やりたいこと」を挙げてみてください。そちらの方が優先される 場合も考えられます。 いずれにしても、誰かの「これをやりたい」という希望に基づいて 活動することは重要なことだと思っています。それは大きな目標や 立派な目標よりも大切なことで、そういった強い希望に基づかない 活動は、いくら頭数を増やしてもなかなかよい形では実現しないん じゃないでしょうか。 ■ イベントをするときの母体にしたい ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「日本Rubyの会」という 団体名のそもそものきっかけは、昨年玉造温泉で行われた「Ruby温泉 ミーティング」というイベントでの雑談から生まれたのでした。 これは私がほとんど一人で勝手に企画して、(参加者の方々の協力 のもとで)勝手に動いていたのですが、なんというか、個人が主催して イベントするのって、どうにも落ち着かないんですよ。作業内容とかも 本来ならばちゃんと分担しておいた方が、もっとスムーズにできた と思いますし。他人に仕事を振ることが上手ならそんなことはない のかもしれませんが、私はそういうのがあんまり得意ではないのです。 なので、そういうイベントをする際に、母体となる団体があれば よいな、と思いました。 これについては、イベントの中心になるスタッフ的な人々を集める ためのプールとしての機能もさることながら、「協賛」等の形で、 とにかくあんまりうさんくさくないような「名前」が使えるだけ でも、気持ち的に楽になれそうな気がしています。 ■ 「窓口」として機能するようにしたい とはいえ、イベントを主催するのも大変です。そもそも イベントをすることだけが目的ではありませんし。 そこで他の団体が主催するイベントの話になるのですが、 「LL Weekend」や「KOF」でも、Rubyなひとびとと主催者 との間を取りもつ窓口みたいなものがあるといいなあ、 と思ってました。なんというか、「知り合い」経由に 頼らなければ、外からも内からもコミュニケートしづらい 状態になるのは避けたいなあ、と。 もっとも、これはイベント以外も同様なのですが。 ■ ruby-lang.orgにあるドキュメントのうち、内容が古く なっているものがあるのでメンテナンスしたい。 もちろん、イベント以外にもやりたいことはあります。 先日、ruby-lang.orgにあるtDiaryのコンテンツを一通り 見直す、という作業をしたのですが、その際気になったのは 古いコンテンツがまだ結構残っている、ということでした。 たとえば「Rubyチュートリアル」も、動作としては今の Rubyでもちゃんと動くかもしれませんが、現在のスクリプト 言語のRubyとしては、$_に頼りすぎだったり、グローバル 変数が出てきたりするのは気になります。 「Rubyチュートリアル」だけを直すくらいなら、一人でも気合いで えいやっと片付けられそうな気もしますが、それ以外にも 初心者のためのRubyインストールガイドとか、気になるものは あります。その辺のメンテナンスをうまくやるには、もっと システマチックなやりかたを導入した方がいいように思います。 純粋にサーバメンテナンスの体制などについてはすでにある webmasterグループの守備範囲かもしれませんが、コンテンツ 制作・修正については、もっと広い範囲で協力を求めても いいんじゃないかと。 他にもありますが、とりあえずはこんなところでしょうか。 高橋征義 (TAKAHASHI Masayoshi) E-mail: maki@r... -- ML: ruby-no-kai@m... 使い方: http://QuickML.com/